2023/05/13(土)9:00-12:00にCoderDojo平群の第7回が開催されました!!

ここでは、その様子を報告します。

作業の様子

参加者は以下のとおりでした。

  • ニンジャ x 10
  • チャンピオン
  • メンター x 6
  • 保護者 x 7

平群は、ニンジャと一緒に作業をしている保護者の人がとても多いです。

作業内容の内訳は、重複も含めて、以下のとおりです。

  • ニンジャ
    • Scratch x 6
    • マインクラフト x 3
    • micro:bit x 1
    • C言語 x 1

Scratchは、いつもの通りにみんなマイペースで作品を作っていました。

初めての子が作品を作る

今回、初めて来た子がいたのですが、この子もScratchで作品を作っていました。 また、後述のように、なんと発表まで行いました。

マインクラフトも、いつものようにマイペースで作品を作っていました。

micro:bitで作品を作る

micro:bitの子は、ボタンを押すと開く宝箱を作っていました。 うまく箱を開けるサーボモータが固定できず、試行錯誤していました。 単に宝箱を開けるだけではなく、LCDに文字を表示したりすることを追加していました。

展示

今回、メンターむとうによるM5Stackの展示が行われていました。

全てM5Stackシリーズを使った、盛りだくさんの展示です(^-^;) 基本的には、CoderDojo生駒No.71で行ったのと同じ展示です。

  • M5Stack CoreS3 の展示: M5Stackシリーズ新製品のM5Stack CoreS3の初期ファームウエアを使いました。
  • M5bitLess で Scratch と遊ぶ: ScratchとM5Stackを使う例です。発表でもデモをしました。
  • ATOM Mate for toio: ATOMシリーズとtoioを一緒に使ってみるデモです。
  • hapStak でブルブルブル: 音が出ると、それらしい振動を返してくれるデバイスのhapStakの紹介です。
  • M5PaperとCoreInk名札: M5Stackのe-Inkを使ったシリーズで名札を作っていました。
  • M5Badge ピカピカ: M5Stack Japan Tour 2023 Springでもらった光るバッジをランダムな色で光らせていました。
  • Bluetoothスピーカー #スタックチャン :スタックチャンのBluetoothスピーカー版で音楽を出し、顔の表情の変化を楽しんでいました。

M5Stack展示

M5Stackの展示は、今回は4組ものニンジャや保護者が見に来てくれたので、むとうはとっても満足しました!! 女の子の一番人気は、ここでもスタックチャンでした。スタックチャン強い!!

これからの別のCoderDojoでも、同じような展示をしたいなぁと考えています。

発表タイム

発表タイムには、5人のニンジャとメンター(むとう)の発表がありました。

マインクラフトのお家

マインクラフトでお家を作りました。 家のまわりはマグマで覆われています。

家の前には、BBQ場や宝箱で作った郵便受け、村人を飼うスペースなどがあります。

家の中も、生活に必要な冷蔵庫やトイレ、お風呂などが用意されています。 お風呂はライブで天井をつぶして、露天風呂に変更していました。 屋上にも庭園があり、団欒するテーブルが用意されています。

今後、プログラミングにも挑戦したいということでした。

Scratch:日めくりカレンダー

Scratchの猫ちゃんが日めくりカレンダーをめくっていくというのが最終目的の作品です。

現状では、最初の掛け合い部分が完成しています。

猫ちゃんのコスチュームをとてもたくさん作っていました。

micro:bitボタンで開ける宝箱

micro:bitのボタンスイッチを押すと開く宝箱です。 宝箱が開くと、LCDに文字が表示されることで、宝箱の中が明るく照らしだされます。 音楽も奏でるようになっていました。

micro:bit宝箱

みんな興味津々で、前に集まって動作を確認していました。

Scratch:動く救急車

初めて参加したのですが、発表をしていました。 少し恥ずかしいのか、お父さんと一緒に発表していました。

救急車がゆらゆら揺れながら移動します。 コードはとても短いものでした。

デモ: Scratch+M5Stack, Stretch3 Facemesh2Scratch

最後の発表者がすぐに発表できないということで、むとうが時間つなぎにデモを行いました。

今回、いろいろな独自拡張機能が使えるScratchであるStretch3でデモを行いました。

ひとつめは、M5Stack (M5StickCPlus)とScratch(Stretch3)を使ったデモです。 今回、腕時計マウントをつけたM5StickCPlusを使いました。 デモは、以下のような動作をします。

  • 傾けると猫ちゃんがその傾きに応じて動きます。
  • ボタンを押すと、ボタンが押されたことを猫ちゃんがしゃべります。
  • 顔とハートが交互に画面に表示されています。
  • LEDが点滅を繰り返します。

M5Stackと一緒に使っていたプログラムは、Microbit Moreといって、元々はmicro:bitとScratchを使うためのものです。 Microbit Moreでは、micro:bitのピンが扱えるようになっていて、アナログやデジタルの入力をしたり、サーボモータが動かせるようになっています。 micro:bitをお持ちの方は、これを使ってみても面白いと思います。

Facemesh2Scratchの画面

ふたつめは、Stretch3のFacemesh2Scratch拡張機能を使ったデモです。 Facemesh2Scratch拡張機能は、簡単に顔の部品の座標がわかるようになっています。 これを使って、鼻の位置に猫ちゃんを動かすコードを書いて、みんなの鼻を追いかけるデモにしました。 何人かが同時に試して、鼻の取り合いになっていました。

Facemesh2Scratchのコード

コーディングは、ライブで行いましたが、こんな簡単なコードになりました。

Scratchとマインクラフトの作品

Scratchでは、クイズを作っていました。 ニンジャらに答えてもらっていたのですが、若い(?)ニンジャにとっては難しい問題になっていました。

マインクラフトの発表に集まるニンジャたち

マインクラフトは、城壁の外にテントやバンガローが並ぶキャンプ場があり、城壁の中に家が立ち並ぶ世界を作っていました。 自分の家が豪邸になっていました。

コマンドを駆使して、テントを並べたりしいたようです。 他のニンジャ達もコマンドに興味津々で、質問をしていました。

マインクラフトは小3から使っているということで、中学生になってこのような複雑なことをするようになったそうです。

おわりに

今回もCoderDojo 平群は楽しく過ごせました。

奈良CoderDojoコミュニティとしての次回は、2023/05/20(土)13:00-16:00のCoderDojo 奈良 No.73です。 また、CoderDojo平群としての次回は、2023/06/10(土) 9:00-12:00のCoderDojo 平群 No.8です。

みなさんも、是非、奈良のCoderDojoに遊びに来てくださいね。