カセットデッキを見たニンジャの最初の質問が「これ、なんで二つついてるの?」でした。
そりゃそうですよね、そもそもカセットデッキを見たことがないだろうし、カセットテープで音楽を聴くというのがどういうことなのかもわからないわけで。 :) 他にもPS2の本体にボタン電池が入っている理由とか、ニンジャたちにはわからないことだらけ。リモコンを分解したニンジャは中のボタンが繋がっていることに驚いていました。
PS2はデジタル機器らしく、コネクタ以外の部品は表面実装で、部品点数も少なくすっきりした基板。アナログ機器であるカセットデッキの方は、コンデンサと抵抗がたくさん乗っててハンダつけも人間の手ハンダだと思われる仕上がり。コイルやプーリーなどの大きな部品も多くて全体的に大作りな印象。性質の異なる2種類の機械を用意したのはよかったです。
怪我をしないようにと軍手と保護メガネを用意したのですが、子供用のを調達したら想像以上に小さくて…小学生でも高学年の子には小さすぎました。なので、ひとりを除いて素手で作業していますが手慣れたニンジャばかりだったので、大きな怪我はありませんでした(手が痛くなったぐらいのことはあったかもしれません)。
まるでコンビナートみたいなPS2のマザーボード
若林個人としては、PS2のマザーボードがカッコよかったのがポイント高かったです。
PS2内蔵のボタン電池は、PSロゴ入りのレア品でした。
ちょうど同じタイミングでCoderDojo調布が開催されていたらしく、調布のメンターさんが分解の様子を会場に流してくれました。思いがけなくコラボレーションできたのも嬉しかったです。こちらがその時の調布の様子。
今回参加したニンジャは3名でしたが約40分で用意したものはほぼバラされました笑。
次回やる時はもっと色々用意しないと思う反面、今回参加してくれたニンジャが手慣れた子ばかりだったので早かったのかもしれません。その辺りも考慮して次回を企画したいと思います。
怪我防止のため、モノタロウで子供用の保護メガネと軍手を用意しましたが、実物はかなり小さくて小学校低学年でちょうどぐらいです。高学年以上なら大人用の保護メガネと軍手でいいでしょう。