Coolest Projects

こちらのページは、日本からのエントリーをサポートするために公開していましたが、最近はGoogle翻訳DeepL翻訳ツールのような機械翻訳の精度も高いので、そういったツールを使って参照されることをお勧めします。

日本語でよくあるご質問が公開されているようです。

以下の内容は2022年までの内容に基づいたもので、参考までに残しています。現在は内容が変わっている場合がありますのでご注意ください。


今年もCoolest Projects Globalは、Coolest Projects Onlineとしてオンラインでの開催となり、全世界からエントリーできます。ぜひ日本からもエントリーしましょう!

エントリー方法の説明ページの日本語訳を用意しましたので参考にしてください(元ページの単純な翻訳ではありません、適宜情報を編集しています)。

Coolest Projects Globalとは

Coolest ProjectsはCoderDojoコミュニティで開催されている作品発表のイベントです。元々はアイルランドでのみ開催されていましたが、最近はアイルランド以外の国でも開催されるようになり、アイルランドで開催されるものを”Coolest Projects Global”と呼ばわれるようになりました。

DojoCon Japan 2016で開催されました”Go Global! DojoCon Japan 2016プログラミングコンテスト”の優勝者を2017年のCoolest Projects 2017へ送り出して以降、2018,2019と毎年日本のニンジャやメンターも参加していましたが、2020年以降はオンラインでの開催となっています。

昨年までは、Coolest Projects Internationalでしたが、今年からGlobalになったようです。これがダブリンで開催されるものを指すのかオンライン開催のものを指すのかはよくわかりません。

現地開催時の様子

こちらは2017年にダブリンで開催されたCoolest Proejctsのメイン会場の様子です、ここでトークイベントやイベントの最後には表彰式が行われます。すべてがニンジャ最優先で進められ、このメイン会場も表彰式で座ることが許されるのはニンジャのみです。表彰式ではカッコいい音楽も使われていました。

Coolest Projects Global 2017のGoogle Photosアルバム

2018年には日本からもWinnerが!

2018年にダブリンで開催されたCoolest Projects Globalでは、Game + Web Game部門で三橋優希さんが最優秀賞を受賞しています。 受賞の時の様子はこちらの動画で。

Coolest Projects Internationの参加条件

CoderDojoに参加しているニンジャ(18歳まで)であれば、誰でも参加(作品の登録)ができます。DojoCon Japanで実施している”Go Global! DojoCon Japan プログラミングコンテスト”は、Coolest Projectsの予選ではありません。

エントリーの流れ

2月14日〜5月11日の間にこちらのページからそれぞれのプロジェクトを登録します。

カテゴリー

以下のいずれかのカテゴリーでエントリーできます。13歳未満の場合はエントリーフォームを大人の方に入力してもらう必要があるのでその点について注意してください。 エントリーは以下のいずれかのカテゴリーで行います。

カテゴリーの説明、原文はこちらにあります

  1. Scratch(Scratch Studio
  2. Games(Scratch以外で作ったゲーム)
  3. Web(webサイト)
  4. Moblie Apps(スマートフォンアプリ)
  5. Hardware(電子工作、Scratchとmicro:bitを使った作品はこっちになるかも)
  6. Advanced Programming

2020.05.21:”Advanced Programming”について確認しました。

回答内容原文
“This category is for projects that have been taken to the next level technically. It includes projects written in advanced languages such as C++, advanced python or which combine multiple technologies, APIs or multiple types of hardware.”

日本語訳
このカテゴリは、技術的に次のレベルに進んだプロジェクト用です。 これには、C++、Pythonなどの高度な言語で書かれたプロジェクト、または複数のテクノロジーやAPI、または複数のハードウェアを組み合わせたプロジェクトが含まれます。

とのことです。定義が曖昧な部分がありますが、例えばHTMLとCSSだけで作ったwebサイトは”Web”カテゴリーになり、PHPやPython、Rubyなどで作った動的サイトは”Advanced Programming”に含まれるのではないかと。それがゲームだった場合”Games”と”Advanced Programming”のどちらにでも出せることになりますが、本人の出したい方に出せばいいのではないでしょうか。

また、Scratchとマイコンデバイス(micro:bit)との組み合わせのプロジェクトについては、以下の通りとのことです。

 回答内容原文  Yes to hardware, if the hardware element is important to present by video to show how the project works.  If it was a project in Scratch where the hardware element was optional, and the Scratch code was more important to showcase, then they might decide to put it in the Scratch category to showcase instead. In which case they could mention in the description what element/code can work with hardware.

日本語訳
プロジェクトの中において、ハードウェアの要素を動画で示すことが重要な場合は、”Hardware”カテゴリーです。 もし、ハードウェア要素がオプションでScratchのコードが重要なのであれば”Scratch”カテゴリーでエントリーすることもできます。その場合は、どの部分でハードウェアと連携しているのかを説明してください。

注意事項

  • エントリーするニンジャが13歳未満の場合は、大人の方が代わりにアカウントを作成してエントリーしなければなりません。
  • プロジェクトの登録期間は2022年2月14日〜__5月11日__までです。(2021年には時間まで記述されていましたが、今年は記述されていません。各国の時間基準で良いのかもしれませんね)
  • Scratch以外のカテゴリーでエントリーする場合は、2分以内の動画を作成してYouTubeまたはVimeoにアップロードしなければなりません。これらをアップロードするには、13歳未満であれば保護者の許可が必要です(もちろん大人の方が代わりにアカウントを作ってアップロードしても構いません)。
  • すべての提出物(Scratchの作品の説明、動画など)は英語で作成する必要があります。もちろん、誰かに翻訳を手伝ってもらっても構いません。英語が母国語ではなく、翻訳をサポートしてくれる人がいない場合は、ikoma.jp@coderdojo.comまでご連絡ください。
  • 作品は完成していなくても結構です。バグがある、思った通りに動かない、まだ作ってる途中でもエントリーできます。
  • 提出する作品は、誰でも見られる状態になりますので、個人情報や機密情報など他の人に知られてはいけない情報は含めないでください。
  • すべてのカテゴリーで、プロジェクトに関する3つの質問に答える必要があります。詳しくはエントリー方法の説明をご覧ください。

エントリー方法

エントリー方法は、ScratchとScratch以外のカテゴリーで異なります。

Scratchの場合

  • プロジェクトができたら、次の3つの質問に対する回答を「メモとクレジット」のところに以下の内容を英語で書いてください。
    • あなたのプロジェクトについて教えてください。なぜこれを作ろうと思ったのですか?
      Tell us about your project. Why did you choose to make it?
    • この作品を作る上で難しかったことは何ですか?また、それをどうやってやり遂げましたか?
      What did you find difficult while making your project and how did you work it out?
    • もっと時間があれば、違うことをしたり追加したいものはありますか?
      Is there anything you would do differently or you would add if you had more time?
  • Scratchエディタの[共有]ボタンをクリックして作品を共有します。
  • 次にプロジェクトをCoolest Projects Online Scratchスタジオに登録します。Coolest Projects Online Scratchスタジオにアクセスして以下のいずれかの方法で作品をスタジオに登録してください。
    • [プロジェクトを追加]ボタンをクリックし、プロジェクトのURLをコピー&ペーストして[URLによる追加]ボタンを押す。
    • あるいは、画面下にある[プロジェクトを追加]バーから追加するプロジェクトを選択する。
  • プロジェクトがScratchスタジオに登録されたらCoolest Projects Online登録ページにアクセスして、フォームに必要事項を入力してエントリーします。
  • スタジオに登録したScratchプロジェクトへのURLを忘れずに含めてください(例:https://scratch.mit.edu/projects/392953406/)。
  • ニンジャが13歳未満の場合は、大人の方がこのフォームの入力を行なってください。
  • 作品には、個人情報や機密情報を含めないでください。

Scratch以外のすべてのカテゴリー

  • プロジェクトができたら、短い動画(最大2分間)を作成します。これには、動いているプロジェクトとコード(プログラム)が含まれている必要があります。また、動画の中で次の3つの質問に答えてください。
    • あなたのプロジェクトについて教えてください。なぜこれを作ろうと思ったのですか?
      Tell us about your project. Why did you choose to make it?
    • この作品を作る上で難しかったことは何ですか?また、それをどうやってやり遂げましたか?
      What did you find difficult while making your project and how did you work it out?
    • もっと時間があれば、違うことをしたり追加したいものはありますか?
      Is there anything you would do differently or you would add if you had more time?

審査員が作ったプログラムを確認するために、コードのスクリーンショットなどを提出する動画に含めなければなりません。これにはOBSがおすすめです。OBSで画面を共有する方法の詳細については、MacとPCの両方のユーザー向けのステップバイステップガイド(英語)をご覧ください。

  • 動画は一般公開されることを忘れないでください。機密情報や個人情報は含めないでください。
  • 動画が完成したら、YouTubeまたはVimeoにアップロードします。
    アップロードした時__動画のコメントを無効にしてコメントをつけられないようにしておいてください__。アップロードした動画は「公開」もしくは「限定公開」にしてください。「非公開」にすると審査員が動画を観ることができません。アップロードした動画を検索可能にしたくない場合は「限定公開」にしてください。すべてのエントリーはCoolest ProjectsのWebサイトで公開されます。
  • 動画がYouTubeまたはVimeoに正常にアップロードされたら、Coolest Projects Online登録ページにアクセスして、フォームに必要事項を入力してエントリーします。
  • アップロードした動画のURLを忘れずに含めてください。
  • ニンジャが16歳未満の場合は、大人の方がこのフォームの入力を行なってください。
  • 作品には、個人情報や機密情報を含めないでください。

プロジェクトを送信する上でわからないことがあればikoma.jp@coderdojo.comまで、ご連絡ください。

説明動画

こちらにエントリー方法の説明動画(英語)がありますので、合わせてご覧ください。

審査

審査の基準と発表は以下の通りです。

審査基準

各作品は以下の基準で審査されます(プロジェクトとは作品のことです)。

審査基準の原文はこちら

  • カッコよさ
    • プロジェクトを見て「ワオ」と感じさせたか?
    • プロジェクトのアイデアは、驚いたりエキサイトさせたか?
    • 他の人にも勧めたくなるものか?
    • それはオリジナルですか、それとも何らかのユニークさがあるか?
    • クリエイターの個性が表れているか?
  • 難しさ
    • プロジェクトにどのような作者の想いを感じたか?(プロジェクトの背後にある考え方とその実行の両方の観点から)
    • プロジェクトを作成するために、作成者はどのようなプロセスを経たか?
    • プロジェクトにはどのようなレベルの技術的知識があったか?
    • 作者がこのプロジェクトを作るのはどれくらい難しいことにチャレンジしたか?
  • プレゼンテーションとコミュニケーション
    • 作者は、プロジェクトの背景にあるアイデアと、それがどのような意味や目的があることを伝えているか?
    • プロジェクトのビジュアルデザインをどれぐらい頑張っているか、またカッコよくできているか?
    • 作者は、登録フォームで尋ねられた3つの質問にどれぐらいわかりやすくまた詳しく答えているか。
  • デザインと使いやすさ
    • プロジェクトは意図したとおりに機能するか?
    • プロジェクトは使いやすくできているか?
    • 使う人は、それを使うことを楽しめるか?
    • プロジェクトの本来の目的通りに使うのに、どれぐらい簡単にできているか?

審査発表

6月中旬に発表されるそうです、昨年は優劣ではなく「各審査員のお気に入りの作品」という形でYouTubeで発表されました。

現地開催時は賞品や参加賞がありましたが、オンラインになってからは無いようです。

このページについて

このページのソースはこちらで公開しています。内容に不備や誤りがあったり、追加すべき情報があれば是非PR(Pull Request)を送ってください。

参照リンク